5分で理解できる！仮想通貨のショートポジションとは？

ショートポジションとは

ショートポジションとは、「まだ持っていない仮想通貨を、高い価格で売り、後に安い価格で買い戻す」ことで利益を得る取引方法です。

例：

1. ビットコイン（BTC）の価格が1BTCあたり100万円だとします。
2. あなたは、今後BTCの価格が下落すると予想します。
3. そこで、1BTCを100万円で空売り（ショート）します。
4. その後、BTCの価格が80万円まで下落します。
5. あなたは、80万円で1BTCを買い戻します。
6. あなたは、100万円で売って80万円で買い戻したので、20万円の利益を得られます。

ポイント：

• ショートポジションは、レバレッジ取引で利用できます。レバレッジ取引は、証拠金を担保に、実際の資金よりも大きな金額の取引ができる仕組みです。
• ショートポジションは、下落相場でこそ利益が出ます。
• ショートポジションには、損失が無限に膨らむリスクがあります。

分かりやすく説明するために、以下の例えを用いてみましょう。

空売りは、**「まだ持っていない商品を、高い値段で借りて売り、後に安い値段で買い戻して返す」**ことと似ています。

例：

1. あなたは、近所のスーパーで販売されているリンゴが、今後値下がりすると予想します。
2. そこで、スーパーから1個100円でリンゴを3個借りて、1個120円で販売します。
3. その後、リンゴの価格は80円まで下落します。
4. あなたは、80円でリンゴを3個買い戻して、スーパーに返却します。
5. あなたは、120円で売って80円で買い戻したので、1個あたり40円の利益を得られます。

この例えで、以下の点に注意しましょう。

• 商品を借りるには、借り賃が必要です。
• 商品の価格は、常に変動します。
• 商品の価格が予想以上に上昇すると、損失が発生します。

仮想通貨のショートポジションも、上記の例えと同様に、リスクを理解した上で利用することが重要です。