マイナンバーカード提出後の流れ:証券会社から税務署へはどう繋がる?

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証券会社のサイトに登録する際にマイナンバーカードの情報を提出しますが、証券会社サイトでの売上額などがマイナンバーを使って税務署に送られるのですか?

証券会社のサイトにマイナンバーカードの情報を提出する際、売上額などが直接税務署に送られることはありません。以下のポイントを理解しておくと良いでしょう。

税務署に働きついて解説

  1. マイナンバー制度と証券会社:
    • マイナンバー制度は、個人番号(マイナンバー)を利用して、行政機関や金融機関が個人の情報を管理するための制度です。
    • 証券会社は、法令により、預貯金口座とマイナンバーを紐づけて管理する義務が課せられています。
  2. 証券会社の利用目的:
    • 証券会社は、万が一破たんした場合に預貯金の円滑な払戻しを行うためにマイナンバーを利用します。
    • また、税務調査や生活保護などの資産調査への回答にも利用されています。
  3. 税務署への通知:
    • マイナンバーを届け出たからといって、即、行政機関に口座情報が全て筒抜けになるわけではありません。
    • 行政機関は、金融機関に対して調査対象者に係る預貯金等の照会・回答を行っており、マイナンバー制度とは無関係に行われています。
  4. マイナンバーを隠しても預貯金は隠せない:
    • マイナンバー制度のない昔から、税務署は金融機関に照会することが可能でした。
    • 金融機関にマイナンバーを届け出ていなくても、税務署はいくらでも調べることができます。

要するに、マイナンバーを届け出たからといって、直接売上額などが税務署に送られるわけではありません。証券会社は法律上の必要によってマイナンバーをお尋ねしており、回答をお願いしています。ただし、マイナンバーの取扱いがずさんな相手には教えない方がよいです。